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譲受成功事例

医療法人社団 五条会 いずみ医院 溝の口 渡邉 功 先生 インタビュー

いずみ医院 溝の口 ホームページ

Q1 医院継承から5ヶ月経過しました。現在の心境をお聞かせください。

現状患者さんも順調に増えてきている状況で、ドクターもちょっとずつ⾮常勤の先⽣が増えたりとか。そんな形で体制も整ってきている状況で、順調に進んでいるかなというところです。

初診の患者さんも当⽇受け⼊れをしている状況なので、当⽇のお電話でその⽇に予約をとっていただいたりとか。想定よりも上かもしれないですけど、ちょっとずつ増えてきている状況ですね。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー01

Q2 渡邉先生が継承で分院展開を検討し始めたきっかけをお聞かせください。

分院を作るというのはもともと夢があったんですけれど、新規で⼀度分院を作っていまして。その後の展開として「また新規で作るのか、どうするか」という所に、ちょうどメディカルプラスさんの情報を⼊⼿して、これはちょっとチャレンジしてみようということで。今回は、継承開業の選択肢をとらせていただきました。

継承に関しては、いろいろなニュースを⾒ていると企業の M&A がどうとかって聞いたりするので、クリニックでもそういったものがある、というお話は聞いていたんですけど。実際にどういうものかというのは勿論、やったこともないですし、周りでも当時は(経験者が)いなかったので。ずっと気になっていたというところですかね。(分院展開の)ペース的には、ちょっと早いかなというところですね。⾃分の性格的にはどんどん前に進むという、「チャレンジをどんどんしていく」というポリシーがあるので。⾒つけた瞬間に「まず進もう」と。メディカルプラスさんに会ってちょっとお話を聞いてみよう、と。そういういう前向きな姿勢ではありました。

元々は趣味でトライアスロンをやったり、ウルトラマラソンに参加したり。ウルトラマラソンというのは…42.195 キロがフルマラソンなんですが、それを超える距離を⾛る 60 キロとか 100 キロとか。もっと⻑い距離もあるんですけど、こう「ウルトラ」という表現で、⼤会があったりしますね。
経営と精神科医療…今は外来がメインにはなるんですけど、体⼒勝負ですから、どうしても外来も午前午後と 8 時間通しでやっていると、やっぱり体⼒がだんだんへばってくるというか。⼣⽅ぐらいになるとちょっと疲れを感じることもあるので、ずっとこれは課題かなと思っていて。
⾛る習慣を意識的につけたんですけど、その上で⾊々な⼤会とかを出られている先⽣⽅の話を聞いたりして。ちょっと⾃分もチャレンジしてみようかなということで、トライアスロンやマラソン⼤会に出ました。

失敗もあったり、時にはうまく進まないこともあったりするので。その中でも意思決定をしないといけないので、そういった時にこう…精神⼒だったり前を向く⼒だったりとか、そういったものは必要かなと思いますね。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー02

Q3 ⽴地や作りたいクリニックのイメージは明確でしたか?

⽇本橋と⻁ノ⾨と都⼼の⽅で診療していたので、都⼼から少し離れて、例えば東京都以外とか東京でも⻄の⽅だったりとかその形では探していました。
駅からは徒歩 5 分以内が⽴地として⼤事ですし、後は⽐較的にターミナルに近いような駅ですかね。急⾏が⽌まる駅だったりとか、溝の⼝が実際そうではあるんですけど。溝⼝っていう場所は、私も⽥園都市線でアルバイトをしたりとかそういった時期もあったので。神奈川でも⼤学の時から 5〜6 年ですかね、勤務医の経験もあるので、大体こう⼟地勘というのもあったので。⾮常にいい場所かなと思いましたね。

実際来てみて駅の様⼦だったり、駅からの距離を⾒てみて、「これだと勝負できるんじゃないかな」というのは感じました。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー03

Q4 新規物件と継承物件はどの程度比較しましたか?

新規開業で⽇本橋と⻁ノ⾨と2つやっていたので。今後の展開を考えた時に継承を⼀度経験しておくというのは、今後の展開スピードを考慮した時に武器になるんじゃないかな、と思ったので。これはちょっと踏み込む瞬間かな、というのは感じましたね。

患者さんがやっぱり付いているというのと、もうある程度成果が⾒えてるという部分で、0 から 100 と⽴ち上げるものよりも安全性はあるんじゃないかな、というのはありますかね。安全性が高いというか。場合によっては財務諸表を⾒たりとか、患者さんの電⼦カルテの様⼦を⾒たりや患者さんの流れも⾒えるので、⾒た上で選べるというのが⼤きいですよね。

継承した後にどういう展開があるかというのも、イメージしやすいというか。こういう⾵に⼯夫したら患者さんが増えてきたとか収益に繋がってきてるとか。そういったところも戦略は⽴てやすいところがありますかね。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー04

いずみ医院との出会いは?

⾮常勤の事務⻑の⽅が(メディカルプラスの)メルマガを⾒て。「先生、こんな継承案件がありますよ」と共有していただいて。メディカルプラスさんに詳細をお伺いして、そこでいろいろ聞いていくうちに⾒えるようになってきた…という形です。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー05

Q6 継承するまでの期間はどの程度でしたか?

2022年の 12 ⽉にメルマガを⾒させてもらって、2023年の 2 ⽉に契約といった流れでしょうかね。もちろん失敗するリスクは 0 ではないですけど、スピード感というのは、すごく意識はしています。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー06

Q7 いずみ医院の継承を決断した決め⼿はなんでしたか?

⽴地と、あとは元々の先⽣の診療スタイルで午前中だけの診療をされてたので、午後の診療を当院の⽅でやることによって、さらに収益化もできるというところですかね。東京都⼼ではないですけど、⽐較的今⾏っている診療に近い治療を継続できるというのが理由です。

⾊々お話ししてざっくばらんに教えていただいたので。実際にここでやってるメリットやデメリットを、隠し事なく話してくださっているような雰囲気を受けたので、⾮常に信頼できる先⽣だなと思いましたし、逆にこういうことを気を付けてくださいみたいなデメリットの部分も、ご教授いただいたりしたので。こちらも準備して臨むことができた、というところですかね。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー07

Q8 継承前に気を付けたことは?

「患者さんを引き継ぐ」という経験は初めてだったので、患者さんによっては例えば相性が合わないとか、そういった不安はありました。

前院⻑先⽣がそのまま⾮常勤で残ってくださった経緯もあったので、完全に患者さんを引き継ぐというものではなかったんですけど、引き継いだ患者さんもスムーズに切り替えることができて。それまでの事前の打ち合わせだったり綿密な引き継ぎの中で、カルテを⾒ながら患者さんの特徴を共有できたりもした、そこがスムーズな継承に繋がったのかなと思います。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー08

Q9 継承した後で困ったことなどありましたか?

継承した後に発覚したものとしては、クリニック⾃体 15 年運営されていた経緯もあったのですけれど、エアコンが故障してしまったりとか、⽔漏れがあったりとか。実際業者さんにきて⾒てもらって無償で修理していただいて。そのままで⼤丈夫ということだったので事なきを得たんですけど。

税理⼠さんにも⼀緒に、今の財務諸表書類だったりとか決算書を⼀緒に⾒ていただいて、変な借⾦をしてないかとか、変な請求をしてないかとか、そういったもののチェックっていうのは⼤事かなと思います。
今回は個⼈事業主で先⽣が⼀⼈でやってらっしゃったので、最終的に失敗はなく進むことができました。なので税理⼠さんや⾏政書⼠さんとの連携っていうところも、⽋かせない部分だと思いますね。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー09

Q10 引き継ぎ期間中に前院⻑やスタッフとのコミュニケーションはどうされていましたか?

前院⻑さんを含めて LINE グループを作って。私と事務員さんと前院⻑先⽣で。密に連絡を取るような働き掛けはしました。

前院⻑先⽣も、当法⼈に継承したいと思った部分のひとつに、「⼈がある程度いてマンパワーがあること」にすごく好感を得てくださったので(前院⻑先⽣が)どちらかといえば待つ側になるので、⾊々不安な部分もあったかなとは思うんですけど。なるべく即レスというか、レスポンスを早く返していくような形で、 SLACK っていうチャットツールを使ってそこでなるべく全職員に発信したりとか。細かく毎⽇やり取りはするように意識していますね。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー10

Q11 継承開業のメリットをお聞かせください

具体的に⾒えている部分ですかね。⼤体いくらで買えますというのが明確ですし、患者さんも何⼈いてレセプトがどのぐらいあって…ということも明確なので、⾮常に⼊り込みやすいところだなと思います。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー11

Q12 円滑に継承するためには?

コミュニケーションはすごく⼤事ですよね。引き継ぐ先の前院⻑先⽣ももちろんそうなんですけど今回お世話になった(メディカルプラスの)神⼦さんとのやり取りだったりとか。診療がある中なのでちょっと遅延したりとかもありますけれど、すごくこまめにやっていく、というところですよね。

後は普段の情報の整理ですかね。今回そこが⾮常に⼤事だなと痛感していて。「⼈・物・⾦」の情報をちゃんと整理してすぐ出せるようにするとか、そういった働きかけは⼤事かなと思います。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー12

現在3つのクリニックを経営されていて⼤変なことはありますか?

開業は⼀つの⽬標ではあったんですけど、さらにそこから分院することは、具体的には⾒えていなかった。踏み込んでみるとまた違った課題が⾒えてきて、またそこをチャレンジしているという、その繰り返しになるのかな。

もう 8 割は…苦しいという感じですかね(笑)。 まあでもその2 割のために頑張るというか、成果が出るまで待つというか。成果ってなかなかすぐ出ないですからね、運動もそうですけど。本当に毎⽇⾛って半年間⾛り続けて、やっと⼀回⼤会に出るみたいな形なんで。成果が明らかじゃなくても続けるというか、⾮常に地道な作業ですけどね、でもそれを続けていくことが重要かなと思います。

1 年に⼤きなチャレンジを⼀つ、というのを意識していて。かつ 1 ⽇に⼩さなチャレンジを⼀つ、意識していて、まず毎⽇チャレンジを意識していますかね。12 ⽉にウルトラマラソン 100 キロにチャレンジして無事に完⾛できたので、今年はチャレンジの 1 年間だったと思って、今⽇も筋⾁痛に耐えながら(笑)診療しました。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー13

Q14 これから開業をお考えの先⽣⽅にメッセージをお願いいたします

私は「⾛りながら考える」をモットーとしているので。勿論ちょっと怪我したりとか、失敗したり転んだりすることもありますけども、逆にそれが成⻑になったり学びになったりします。

待っている時間って結構もったいないなと思っていて。待っているのであれば「チャレンジをしながら機会を待つ」というのが⼤事なのかな、と。それが結果的に学びのスピードや成⻑を早めてくれるので、そういった形は⼤事かなと思います。

五条会 渡邉功先生 開業インタビュー14

渡邉先生、貴重なお話を有難うございました。今回インタビューにご協力いただきました、渡邉功先生のクリニックHPを下記URLよりご覧いただけます。

いずみ医院 溝の口
https://izumiclinic-mental.com/

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