【第三者医院継承事例】千葉県(船橋市)×医療法人:内科クリニック 最終譲渡契約調印
この度、千葉県船橋市にある医療法人の最終譲渡契約の調印がありましたので、ご報告いたします。
本継承案件の特徴
当該医療法人は、前年12月に理事長から医療法人を譲渡したいとご相談頂きました。この医療法人は医療法人化してから約25年、個人開業から数えると約40年に渡り、内科クリニックとして診療を行ってきました。長年地域に根差し、診療圏も良いため1日に60名~70名ほどの患者が来院しています。
この医療法人は長年勤務している従業員が多く、退職金の支払いなど買手側ドクターが引き継ぐ将来的な潜在リスクを考慮し、医療法人の買収を機に現従業員は一度退職手続きを行った上で退職金を支払い、希望者は再雇用する形をとった方がよいと社労士からアドバイスがありました。
理事長交代により職員の雇用条件見直しを実施
基本合意契約締結後、売手側の理事長から従業員に対し、理事長の引退と医療法人を譲渡することを告知し、後日新理事長と社労士立ち会いのもと、全従業員と個別面談を実施し、買収後の再雇用条件を提示しました。従業員が継続勤務を辞退した場合に備え、すぐにスタッフ募集を行うための段取りを整えておりましたが、新理事長の人柄と社労士の助言により、全従業員に継続勤務を快諾してもらうことが出来ました。
買収後、週数回ほど前理事長が非常勤として患者の引き継ぎにご協力いただき、従業員も全員継続勤務してもらうことになったので、買収後は盤石なスタートがきれそうです。クロージング・経営権譲渡に向けて引き続きしっかりとサポートしていきたいと思います。
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この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 濵田 朋彦です
前職時代、多くの患者に惜しまれながらも院長の体調不良のためやむなく廃院するクリニックを目の当たりにしたことをきっかけに「院長の不本意な廃業を無くし、地域医療の継続と発展に貢献する」ことを理念に掲げ、2016年8月株式会社メディカルプラスを創業。