【第三者医院継承事例】埼玉県(さいたま市内)×小児科クリニック 事業譲渡契約調印

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この度、埼玉県さいたま市にある小児科クリニックの事業譲渡契約を締結しましたので、実例としてご報告いたします。本レポートが、医院継承を検討中の先生のご参考となりますと幸いです。

本継承案件の特徴と経緯

長男は実家を継承せず第三者へ医院継承

当該小児科クリニックは、現院長が15年前に開業されました。院長には小児科専門医である長男がおりますが、親が開業したクリニックを継承する意向はなかったため、第三者への医院継承を検討され、弊社にご依頼いただきました。
一般的な小児科の診療内容とは異なり、一般診療、乳児健診、予防接種は積極的に行っておらず、完全予約制で特定の疾患に特化した診療をおこなっていることに加え、コロナ禍の影響により患者数が減少していることもあり、後継者のマッチング難易度が高い案件でした。

 県外からも多数の患者が通院する盛業医院

一方で見方を変えると、特定の疾患に特化した診療を行っているため、埼玉県内全域はもとより栃木県、群馬県、東京都など他県からも多くの患者様が来院しており、今までの診療内容を継承することに魅力を感じていただける方でしたら、特定の疾患に対する認知度が高く、また疾患名でネット検索したときに必ず上位に表示される強いホームページもあります。こうした無形資産を引き継げるということは後継者にとって大きなメリットです。こうした数値では測れないクリニックの魅力をきちんとお伝えし、候補者とのマッチングを進めてきました。

今年8月に医院継承のご依頼をいただき、年内に後継者が決まらなければ来年3月で廃業されるお考えでしたので、限られた時間のなかで、弊社提携先のネットワークを通じて診療方針が合う4名の候補者をマッチングしました。そのうち2名の候補者が継承に向けた意向を示し、うち1人と9月初旬に基本合意契約を締結し、本日最終契約調印となりました。

マッチング難易度が高めの案件でしたが、提携先の協力を得て、依頼から2か月で成約となりました。これから来年4月1日の院長交代に向けて引継ぎを行っていきます。最後まで精一杯の支援をし、良きM&Aになるよう尽力して参ります。

⇒【SM-1265】埼玉県さいたま市小児科譲渡案件 https://www.medicalplus.info/sell_case/sm-1265/

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この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 濵田 朋彦です

代表取締役社長 濵田 朋彦 Tomoyuki Hamada

前職時代、多くの患者に惜しまれながらも院長の体調不良のためやむなく廃院するクリニックを目の当たりにしたことをきっかけに「院長の不本意な廃業を無くし、地域医療の継続と発展に貢献する」ことを理念に掲げ、2016年8月株式会社メディカルプラスを創業。

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