【第三者医院継承事例】神奈川県×医療法人:脳神経外科クリニック 事業譲渡契約調印
この度、神奈川県にあります脳神経外科クリニックの事業譲渡契約を締結しました。医院継承にご関心をお持ちの先生、後継者不在で医院継承・クリニックM&Aをご検討中の先生にぜひご一読いただき、実際の事例から継承についてのご感想をお持ちいただけますと幸いです。
本継承案件の特徴、ご依頼までの経緯
こちらの脳神経外科クリニックは、医療法人開設のクリニックです。理事長は開業から約20年間、都内の自宅から神奈川県まで片道1時間以上かけて通勤されてきました。長時間の通勤が負担になってきたため、現在のクリニックを医院継承し、自宅近くに新たなクリニックを開設したいとお考えで、そのために先ずは現クリニックの患者と職員を継承する必要があると今年9月に弊社に第三者医院継承のご依頼をいただきました。
移転開業という形になりますが、現在開業している神奈川県から都内の移転先までは30㎞以上離れており、患者、職員共に移転先に連れていくことは現実的ではないため、医療法人から対象事業を事業譲渡することとなりました。
医院継承の流れ
脳神経外科というマッチングが難しい診療科目でしたが、1日患者数60名、年商1億円を超える盛業医院かつCTや内装など設備が整っていることに加え、敷地内には20台以上の共用駐車場があるなど付帯設備も充実しているため、9月中旬から募集を開始し、直ぐに3名の脳神経外科専門医から商談申込をいただきました。その後候補者との内見面談を経て、11月初旬に基本合意契約、本日最終譲渡契約調印とご依頼から2か月半で成約となりました。
これから来年4月の継承に向けて、12月より後継ドクターが非常勤勤務を開始し、引継ぎを行っていきます。私共も、ここまでのスピーディな進捗を維持し、売主様・買主様双方のご期待に沿えるよう最後まで全力でサポートしてまいります。
医院継承に関する無料相談実施中
弊社では数多くのクリニックM&A成約案件を手掛けており、売主様と買主様双方のニーズに応じた最適な解決策を提供しております。その数あるクリニックM&A成約案件の中から、医師・医療法人さまのクリニック開業を検討する際の一助となりますよう、一部をレポート公開しています。無料相談を実施しておりますので、医院継承(承継)、クリニック売却買収、医療法人M&Aをお考えの方はこちらより【✉お問い合わせ】お気軽にお問い合わせください。
クリニック譲渡案件と、譲受希望者条件が閲覧可能になります。また最新の譲渡案件・継承開業に関する情報をいち早くお届けいたします。情報収集の効率化にお役立てください。
この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 濵田 朋彦です
前職時代、多くの患者に惜しまれながらも院長の体調不良のためやむなく廃院するクリニックを目の当たりにしたことをきっかけに「院長の不本意な廃業を無くし、地域医療の継続と発展に貢献する」ことを理念に掲げ、2016年8月株式会社メディカルプラスを創業。