【第三者医院継承事例】千葉県(葛南エリア)×内科クリニック 最終譲渡契約調印
この度、千葉県葛南エリアにある個人開設の内科クリニックの事業譲渡契約を締結いたしました。これまでの経緯をレポートにいたしましたので、第三者医院継承にご関心のある先生のご参考になりますと誠に幸いです。
本継承案件の特徴
当該案件は、最寄り駅から徒歩10分程度の幹線道路に面しており、近隣のエリアと比較しても将来人口減少の影響が少ない立地で開業しているクリニックです。
元々現院長は、葛南地域の基幹病院の副院長をしておりましたが、自らの理想とする医療の提供を希望していたため、病院の患者様も通院可能な葛南地域で個人開業され、たくさんの患者様に必要とされるクリニックとして約22年間地域医療に貢献されていました。現院長には医師免許を持つ息子がいたので親子間継承を見据えてクリニックを医療法人化していたのですが、いざ相談してみると診療科目の違いから本人に継承意欲はありませんでした。将来のことを考えて止む無く医療法人を解散して診療を継続していましたが、院長自身もご高齢で肉体的に限界であったため、令和3年末までに医院を譲渡したいと当社にご相談をいただきました。
医院継承までの経緯
現院長は葛南地域に思い入れが強く、患者様を安心して任せられるお人柄のよい医師に継承を希望しておりました。当該案件は立地の良さ、高利益なことから多くのお問い合わせをいただき、複数の候補者の中から今回継承された先生を選ばれました。後継者の先生は現院長が求めている条件どおり、物腰が柔らかく挨拶や面談のやり取りが非常に丁寧な方で、売主からは「複数の後継者と面談しましたが、診療方針や考えが一番マッチし、へき地医療を行っているなどの点も好印象です。」と評価され、面談にご同席された売主の奥様からも「こちらの先生で進めて下さい。」と、ご夫婦から信頼される誠実なお人柄の方で、特に大きな障壁もなく契約に至りました。
2021年11月のクロージング日まで約4ヶ月間ありますが、患者様のスムーズな引継ぎを行うために、後継者が9月から非常勤医師として勤務を始め、患者の引継ぎ・従業員との人間関係の構築・クリニックを経営して行く上でのノウハウを現院長先生からしっかり引継ぎを行っていただくことになります。メディカルプラスも引き続き全力でサポートをする所存です。
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