【第三者医院継承事例】愛知県（春日井市）×内科・外科クリニック　医療法人出資持分譲渡契約締結

こんにちは。メディカルプラスです。この度、愛知県春日井市にあります医療法人出資持分譲渡契約を締結いたしましたので、レポートを公開いたします。本レポートが、これから医院継承を検討される方、またクリニックM＆Aにご関心のある方の参考となりますと幸いです。

事前相談から医院継承までの経緯

こちらの医療法人は理事長ご夫妻ともにドクターであり、一つの医療法人で理事長と奥様がそれぞれ異なるクリニックを開設されておりました。理事長が院長を務める本院では、消化器内科、乳腺外科を標榜し、上部下部内視鏡に加え、乳がん検診も行っており、奥様が院長を務める分院では一般内科を中心に診療されていました。

理事長から当社に医院継承のご相談をいただいたのは今から4年前に遡ります。ご相談当初は、奥様が体調不良の為、医療法人から分院のみ譲渡したいとのことでした。医院継承に向けて、どのような選択肢があるか？さまざまな方向性から検討し、協議を重ねてきました。
検討の結果、まずは奥様の分院を本院と併合し、外来を院長、副院長の2診体制にし、職員、患者ともに本院に集約することになりました。本院に集約した後、院長、副院長2診体制で約1年かけて体制を整え、当初ご相談から3年半後となる、昨年8月から医院継承に向けて後継者の探索を開始しました。

本案件に関し、後継者とのマッチングを行ううえでのポイントは以下のとおりです。