【第三者医院継承事例】東京都(多摩エリア)×眼科クリニック 最終譲渡契約調印
こんにちは。メディカルプラスです。本日は、東京都にあります眼科クリニックの譲渡契約の調印がありましたので、ご報告いたします。本レポートが、第三者医院継承をご検討中の皆さまの参考となりますと、誠に幸いです。
本継承案件の特徴
当該クリニックは東京都多摩地域北東部に位置し、都心へのアクセスも良いベットタウンとして高齢者から若い世帯まで幅広い年齢層が住まわれている地域に約25年前に開業され、多くの患者さんを診療されてこられました。院長から「今すぐ引退を考えている訳ではないが、親族に後継者がいないので、身体が元気なうちにどなたかにクリニックを引継いでいただき、旅行や趣味などを楽しみながら充実した生活を送りたい」とのことで、メディカルプラスに医院継承のご相談を頂きました。
本案件の特徴は以下の通りです。
【当該クリニックの特色】
- 都心へのアクセスのよい最寄駅から徒歩4分程度の好立地
- 東京都内でも上位に位置する人口増加エリア
- オペは実施していないが、オペ室の区画が確保されているためオペ実施による増収余地あり
- 一般的な眼科クリニックと比較し、コンタクト販売に力を入れている
【本案件で難易度の高かった点】
- オペ室の区画があるが、改装工事でオペ室の設備導入やオペ医療機器の搬入動線の確保が出来るか
- オペ医療機器導入により、銀行融資額が高額になるため事前の銀行融資相談により融資を受けられるのか
【成約の決め手となった点】
- 買い手の希望条件として、オペを実施できる継承案件が絶対条件であり当クリニックはオペの設備は整っていなかったが、オペ室としての区画と前室の準備がされていたため設備投資も低く抑えることができる希少案件だった
- 当該クリニックは、半径1Km圏内に競合医院が少ない立地であり高齢者から若い世帯まで幅広い年齢層が住まわれているエリアだった
本案件は、ご相談から約8か月で成約となりました。
募集開始から数組の候補者より商談申込がありましたが、候補者の中から眼科専門医として経験が長く手術実績も多い候補者の先生へ継承することになり、売主様としても「今までオペが必要な患者さんを他院へ紹介していたが、これから当院でもオペができるようになれば患者さんの負担も減り、喜ばれるだろう」と院長も大変喜ばれておりました。
第三者医院継承に関する無料相談実施中
弊社では数多くのクリニックM&A成約案件を手掛けており、売主様と買主様双方のニーズに応じた最適な解決策を提供しております。その数あるクリニックM&A成約案件の中から、医師・医療法人さまのクリニック開業を検討する際の一助となりますよう、一部をレポート公開しています。無料相談を実施しておりますので、医院継承(承継)、クリニック売却買収、医療法人M&Aをお考えの方はこちらより【✉お問い合わせ】お気軽にお問い合わせください。
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この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 豊島 太郎です
豊富な業界経験に加え二級建築士の資格を持ち、クリニックの内装やインテリア関連の知識にも明るい多才なアドバイザー。建設不動産関連業務を約7年経験、その中で人それぞれの人生とその大切さについて深く考える出来事を多く経験。メディカルプラス参加後は5年間で約40件以上の継承に立ち会い、医師の人生のターニングポイントに立ち会うやりがいを原動力にサポートを行う。穏やかな物腰と優れた傾聴力に社内外から定評あり。