【第三者医院継承事例】東京都(23区外)×整形外科クリニック 最終譲渡契約調印
この度、東京都(23区外)にある整形外科クリニックの譲渡契約の調印がありました。クリニックの譲渡を検討中の方・継承開業をご検討中の方・またクリニックのM&Aについて情報収集されている方いずれにも、お役立ていただけるレポートとなっています。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
本継承案件の特徴
当該クリニックは東京都23区外に位置し、整形外科クリニックとして開業され、約23年間の長きに渡り地域医療に貢献してまいりました。開業当初から物理療法を提供しており一日200名以上の患者さんを受け入れ、新患も一日10名以上は当たり前で、繁忙期には300人弱の患者さんが通院されるという盛業ぶりです。
業績は、最盛期と比較するとわずかな減少がありましたが、地域住民から愛され今日に至る人気のクリニックであり、HPをはじめ電柱広告や駅前の看板といった広告宣伝に頼らずとも口コミで高い評価を得ており、コロナ禍の影響がほとんど見られない安定経営をされていました。加えて、最寄り駅から徒歩3分程度の利便性と駐輪場の完備により、患者さんの通院・クリニックの職員やスタッフの通勤が容易な環境が整っておりました。
院長先生は50代前半であり「後継者がいないため将来を見据えて継承者を探している」とのお話で、2022年2月にご相談をいただきました。その直後にくも膜下出血で入院するも、早期発見で幸いにも軽傷で済み、数日で後遺症なく退院し、今後の人生を見直す中で「後継者探しを進めたい」と正式にご依頼をいただきました。
本案件の特徴をまとめると以下の通りです。
【当該案件の特徴】
- 東京都23区外に位置し、最寄り駅から徒歩3分の立地
- 外来患者数が多く、医師1人では診療が厳しい状況
- 整形外科100%(医師1名で看護師もないためワクチン接種もなし)
- テナントサイズはリハビリ基準の要件を満たしているがOT・PTは不在
- 柔道整復師が所属しており、継承条件としてその雇用を継続する必要があること
【本案件の難易度が高かった点】
- くも膜下出血が原因のため早期継承を希望
- 事業規模が大きめであり、後継者には臨床と経営を両立できる力量が必須
【成約の決め手となった点】
- 候補者に整形外科病院での院長経験があった
- 候補者が運営を共にするパートナーを持っており、安心して任せることができた
- 医師複数体制で診療をする計画があり、多くの外来患者を対応することが可能であると評価された
- 譲渡側と候補者の診療理念が合致した
当案件では売主の状況もあり、早期に経営能力のある候補者を求めていましたが、メディカルプラスにご依頼いただいてから約11か月で成約となりました。募集開始後、10名以上の候補者から問い合わせをいただきましたが、盛業クリニックにつき外来患者数が多い点、柔道整復師の継続雇用が条件でOT・PTを雇用すると人件費が増える点、また継承時期が合わないことなどからトップ面談後に辞退となる方が多く見られました。
しかし候補者の中から、病院の院長経験があり資金力にも優れ、複数医師のパートナーと経営を計画されている方をご紹介させていただきました。そして今回譲渡する側の院長と後継者候補の診療理念が合致したことが、継承の決め手となりました。
第三者医院継承に関する無料相談実施中
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この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 神子 誠です
学生時代にお客様からの感謝の言葉に触れた経験からサービス業に惹かれ、自動車メーカーで9年間のサービス業務に従事。その後メディカルプラスの理念「地域医療の継続と発展に貢献する」に共感し、2018年に入社。以来、50件以上のクリニック継承支援に携わり、お客様一人ひとりのニーズに応じたきめ細やかなサポートを提供。名前の通り誠実な対応と豊富な経験が、多くのクライアントから高い評価を受けている。