【第三者医院継承事例】東京都×医療法人:内科・小児科クリニック 最終譲渡契約調印

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この度、東京都内にある医療法人開設の内科小児科クリニックの譲渡契約を調印いたしました。第三者継承について理解を深めたい方をはじめ、クリニック譲渡を検討中の方・継承開業をご検討中の方・またクリニックのM&Aについて情報収集されている方いずれにも、ご参考いただけるレポートとなっています。ぜひご一読ください。

本継承案件の特徴

当該クリニックは、平成14年に個人開業され、その後平成26年に医療法人化を経て、開業から20年にわたり地域の内科・小児科クリニックとして地域の患者さんの診療を担ってまいりました。院長は3人のお子様がおりますが、後継者はおらず、数年前に病気で体調を崩されたことをきっかけに医院継承を御考えになられました。院長は、当社にご相談いただく前に他の仲介会社に後継者探しの依頼をされたのですが、依頼から1年間経っても後継者が見つからず、顧問税理士の紹介で当社にご相談に来られました。当社にご依頼いただいてからは半年で成約となりました。

本案件の特徴をまとめると以下の通りです。

⇒【案件No-1543】東京23区外×内科小児科継承案件 https://www.medicalplus.info/sell_case/sm-1543/

【当該案件の特色】

  • 内科と小児科を標榜し、小児科は0歳から診療している
  • 最寄り駅から徒歩5分の視認性の良いテナントビルの1階に位置している
  • 当該地は将来的な人口増加が見込まれるエリアである
  • 内装や医療機器などの設備が整っており、そのまま診療を継続することが可能である

【本案件の難易度が高かった点】

  • 院長が体調を崩され2カ月休診したため、患者数が減少している
  • 午後の診療時間を短縮したため、夕方の来院患者数が減少している
  • テナント面積が30坪程度と広くないため2診体制は難しく、継承後の成長余地に限定的な面がある

【成約の決め手となった点】

  • 後継者候補は当該地からほど近い場所で既に開業している個人医師で、建物の老朽化により移転先のクリニックを探しており、立地や内装設備などの条件が合致した
  • 後継者候補は特徴的な診療を行っているため遠方から来院する患者さんも多く、譲渡クリニックの患者さんを継承しつつ、移転後も自身が経営するクリニックの患者さんの継続通院が見込めるため、継承後の具体的な増収プランを具体的に描くことができた
  • 本案件の現在の売上が減少傾向にあったことから、譲渡価格が引き継ぎやすい価格であった

今回成約に至った後継者は既に近隣で開業しているため、これから自身のクリニックの移転手続きと継承するクリニックの廃止・新規開設手続きを並行して行っていきます。そして継承後は2つのクリニックが1つのクリニックとして統合され、継承開業&移転開業される予定となっています。

第三者医院継承に関する無料相談実施中

弊社では数多くのクリニックM&A成約案件を手掛けており、売主様と買主様双方のニーズに応じた最適な解決策を提供しております。その数あるクリニックM&A成約案件の中から、医師・医療法人さまのクリニック開業を検討する際の一助となりますよう、一部をレポート公開しています。無料相談を実施しておりますので、医院継承(承継)、クリニック売却買収、医療法人M&Aをお考えの方はこちらより【✉お問い合わせ】お気軽にお問い合わせください。

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この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 濵田 朋彦です

代表取締役社長 濵田 朋彦 Tomoyuki Hamada

前職時代、多くの患者に惜しまれながらも院長の体調不良のためやむなく廃院するクリニックを目の当たりにしたことをきっかけに「院長の不本意な廃業を無くし、地域医療の継続と発展に貢献する」ことを理念に掲げ、2016年8月株式会社メディカルプラスを創業。

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