のれん代
事業者が積み重ねてきた信頼やブランド力、収益力などといった目には見えない無形資産のこと。貸借対照表には計上されていない項目だが、対象事業の収益獲得に貢献する無形資産であるため、譲受(買主)側にとっては継承後の対象事業の収益性や将来価値を分析する上で重要な項目となり得る。具体的な金額算出においては無形資産であることから客観的な根拠による算出は難しいため、クリニックM&Aの場合は一般的に1年分の営業利益に削減可能経費や減価償却費を修正した実質利益が営業権/のれん代として計上されることが多い。
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