代表取締役社長 濵田 朋彦 Tomoyuki Hamada

私は前職時代、クリニックの開業支援を行っており、数多くの開業に携わらせていただきました。しかし、診療報酬改定や建築費の高騰、人件費の上昇など、クリニックを取り巻く経営環境は年々厳しくなっています。今後人口が減少していく日本においてその流れは益々強くなるでしょう。クリニックを開業すれば誰もがそれなりに成功できた時代はもはや過去のものとなりました。

前職時代にお世話になった70代前半のドクターが、後継者不在のためクリニックを廃院すると聞いた時、強い衝撃を受けました。その方は38年間地域医療を支えてきましたが、体力も気力も限界に達し、子どもは2人いましたがいずれもドクターではなく、後継者がいないため廃院するしかなかったのです。この経験がきっかけとなり、私は「継承開業」という答えにたどり着きました。

継承開業は既存のクリニックを引き継いで開業することで、初期コストを抑え、開業初月から利益を出すこと可能となります。多額の投資をしてゼロからスタートする新規開業よりも、大幅にリスクを下げることができるのです。

また通常M＆A仲介会社は、譲渡契約締結までを役務としており、譲渡契約後の引継ぎは当事者間で行う必要があります。しかし当社では私の前職時代の開業支援の経験と強みを活かし、譲渡契約締結後の電子カルテ導入や医療機器の買替え、取引業者との交渉、内装の改修工事、ホームページ、職員の採用までご相談いただけます。

お客様にとって医院継承はゴールではなくスタートです。継承後も何かお困りのことがありましたらいつでもお気軽にご連絡ください。お客様とのご縁を末永く育てていくことができれば、私にとってこれ以上の喜びはありません。