コンサルタントのサポートで良いスタッフが採用できました。
千葉県佐倉市 さくら泌尿器科クリニック 院長 江越 賢一 先生 さくら泌尿器科クリニック ホームページ
泌尿器科専門医として千葉県がんセンターや
公立長生病院など急性期病院に勤務されたのち
「さくら泌尿器科クリニック」をご開業された、
院長 江越 賢一 先生に開業準備中、特に大変だった経験談を伺いました。
移転開業の動機
私は泌尿器科専門医として千葉県がんセンターや公立長生病院など急性期病院に勤務してきました。病院では多数の手術を行ってきましたが、加齢とともに長時間におよぶ手術が負担になり、今後も同じように手術を続けるのは体力的に困難だと感じていました。
また、病院では方針が決められているため、自分の思う診療を行うことが難しく、もっと地域に密着した医療を行いたいという思いが大きくなり開業を決意しました。
競合医院が少なく、診療圏が良かったことが魅力だった郊外物件
開業後は地域に密着した医療を行いたいと考えていたので、郊外の生活道路に面した物件を探していました。物件を紹介していただいた後は、曜日や時間帯を変えて何度も現地に足を運び、人の流れや交通量を確認しました。佐倉市は私が勤務していた病院から近いわけではありませんが、競合医院が少なく診療圏が良いことに加え、佐倉市の基幹病院である東邦大学医療センター佐倉病院に大学時代の 先輩医師や後輩医師が数名勤務していたため、開業後の病診連携がとりやすい点も良かったです。
開業準備の中で最も大変だったスタッフ採用
開業の準備は全てが大変でしたが、その中でも特に印象に残っているのはスタッフの採用です。今までは面接を受ける側でしたが、面接を行うのは初めてです。求人を開始すると沢山の方からご応募いただきました。書類選考では、職歴や勤続年数、応募動機がきちんと書かれているか、丁寧な字で書かれているかなどチェックポイントを教えてもらい、コンサルタントの方にアドバイスをもらいながら選考を行いました。
面接は、事前に全体の流れや質問事項を決めておくようにアドバイスを頂いていたのでスムーズにいきましたが、初めてのことなので面接するこちらもとても緊張しました。採用はとても大変でしたが、お陰様で素晴らしいスタッフを採用することが出来ました。
これから開業をお考えの先生方にアドバイス
当院は開業して間もないため、まだ経営が軌道に乗ったとまでは言えませんが、少しずつ患者数は増えており、患者様からの口コミや紹介による来院も増えております。勤務医時代は、地域との繋がりを感じることはあまりありませんでした。開業後は患者様に対し、より良い医療を行うことにより、患者様に喜んでいただくことができ、再来や紹介へと繋がるのでとてもやりがいを感じます。
開業が全てではないと思いますが、開業後のビジョンや目標があるのであれば、ぜひ開業にチャレンジすることをお勧めします。開業は全て自分で決めなくてはいけないので大変なことも多いですが、その分得られるやりがいや達成感も大きいからです。開業医は同じ医師でも勤務医とは違うカテゴリーだと思います。
第二の医師人生を楽しむつもりで一歩踏み出してみませんか。
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