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埼玉県の内科小児科クリニック出資持分譲渡契約調印
本日は、埼玉県にある内科・小児科クリニックを開設している医療法人の出資持分譲渡契約がありました。
こちらのクリニックは、平成9年に医療法人化し、内科・小児科クリニックとして約20年に渡り、クリニックを運営してきました。理事長の体調不良と後継者不在のため、今年初旬に後継者探しのご依頼をいただきました。
診療科目は内科と小児科を標榜しておりますが、患者構成は内科9割、小児科1割となっており、内科患者の約9割が糖尿病や循環器系の慢性疾患のため、季節変動が少なく、年間を通して収益が安定したクリニックです。また固定経費が少ない利益体質なクリニックだったため、売上に占める理事報酬含む実質利益が50%を超えるとても高収益なクリニックです。
医師であるご子息が継承しないため第三者医院継承を検討
理事長には同じ診療科目を専門とするご子息がおりますが、ご子息には医療法人を継承する意思がなかったため、第三者へ医療法人を譲渡、継承することとなりました。
理事長の体調のこともあり、当初は今年3月末迄の譲渡を希望されておりました。ご依頼をいただいたのが今年初旬ですので、時間的猶予が限られるなか、至急当社にご登録いただいている継承希望ドクターの中から、診療内容と希望エリアが合致する候補者の方々に継承を打診し、そのうち3名の候補者とトップ面談を行いました。
トップ面談の後、後継者となるドクターが決まりましたが、現勤務先の退職の都合でどうしても3月末の引継ぎは難しかったため、売主の理事長と協議のうえ、5月末までは何とか診療を継続していただけることとなりました。
看護師、受付スタッフなど職員の皆さんは、一人も退職することなく継続勤務してもらうことができ、いよいよ6月1日から新院長体制での診療開始です。
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