医院継承(承継)、クリニック売買、医療法人M&Aのメディカルプラスです。
昨日は岡山県にある医療法人の継承案件のトップ面談があり、岡山県へ出張してきました。
昨日の面談のなかで、岡山県の診療圏事情についての話題が出ました。買手ドクターは岡山の土地勘にはとても明るいドクターなのですが、岡山県は診療圏が大きく分けて岡山県南部、岡山県北部、岡山県西部の3つのエリアに区別することでき、患者はその3つの診療圏の中で自身が居住するエリアのクリニックへ通院するという話がありました。
患者が居住するエリアにあるクリニックに通院するというのは当たり前のことですし、もちろんそのエリアの中でも1次診療圏は区分されると思いますが、首都圏と比較すると、その診療圏の広さに対する感覚が大きく違うことを改めて実感しました。
岡山県は車社会ですので診療圏がとても広く、その広さは10キロ以上から立地によっては数十キロにおよびます。一般的に診療圏は東京都心部での診療圏は数百メートル、千葉、神奈川、埼玉などの首都圏で1㎞~2㎞程度ですので、その差がとても大きいことがお分かりいただけると思います。
本日トップ面談を行ったクリニックも、広範囲な診療圏に競合医院がほとんどなく遠方から多数の患者が来院しているため、経営内容が非常に良く、高収益なクリニックでした。
地域に密着した経営を行うクリニックは、地域ごとに診療圏が大きく異なります。決算書の数字だけではそうした違いまで把握することは難しく、実際に現地へ足を運び、その地域ごとの診療圏の実態を把握することの大事さを改めて再認識しました。
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