医院継承(承継)、クリニックM&A仲介支援のメディカルプラスです。
先日、高知県にあるクリニックの院長からお問合せを頂き、高知まで出張してきました。
院長にお話しを伺うと、以前は東京都内で内科クリニックを開業されており、地域医療を行いたいとの理由で都内の医院を売却して高知県に転居し地域医療に取り組まれてこられたとのことでした。
院長の専門は内科ですが、このクリニックで行っている診療内容は、高度な専門医療を行うのではなく、患者からのニーズにより、地域のホームドクターとして子供から高齢者まで幅広く診療しています。地域医療を担うクリニックとして近隣住民から大きな信頼を寄せられているクリニックでした。
この度、院長がご高齢になられ、後継者不在のため、医院を継承してくれるドクターを探してほしいとのことでお問合せを頂きました。院長には医師として活躍しているご子息がいますが、ご子息には医院を継承する意向はないとのことでした。
ライフステージに合わせた開業プラン
高知県は人口が減少している地域ですが、患者層である高齢者が非常に多く、また医療過疎地域なため近隣には競合医院がほとんどありません。現状の年間売上は約1億、税引前利益4,000万円程の収益を上げています。また、現在往診は行っていないのですが、地域の往診ニーズは高く、若手医師がやる気になれば、あと1.5倍程度は増やせるだろうとのことでした。
高知県は、きれいな海と山があり、豊かな自然に恵まれた環境です。地域住民の人柄も良く、毎日地元産の朝採れ新鮮食材が安く手に入り、生活コストは首都圏とは比較にならないほど低く抑えることができます。サーフィンや釣り、キャンプなどアウトドアがお好きな先生にはとてもお勧めできる環境です。自然が豊かで治安も良く、幼少期の子育てを行うにはとても良い環境です。その一方、都心と比べれば田舎かもしれませんが、地方都市部ですので生活に必要なインフラは全て整っており、生活に不自由することはありません。例えば、子供がまだ小さく、医師としてのキャリアが長く残っているうちに、このような経営内容が良くやりがいと収益性の双方を両立できる医院を継承し、しばらく地域医療に取り組みながら貯蓄するというライフプランはいかがでしょう?
いずれは子供の受験のタイミングに合わせて都市部に戻り、貯めた自己資金を使い都市部で再度開業してご自宅を購入することも出来ます。30代半ばの先生でしたら、仮に10年間高知県で地域医療に取り組んだとしてもまだ40代半ばです。それから都内で再度開業することに関して、体力的にも精神的にも問題ないと思います。
実際に現地に足を運ぶ前は「どんなところだろう?」と思っていましたが、実際に行ってみると、街の印象や住環境が良くてとても住みやすそうな街でした。
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