今あるクリニックを譲り受け、地域医療を未来へつなぐ「クリニック第三者継承」。日本には「第三者医院継承」という選択肢が広がっているにもかかわらず、その情報の不足している医師が少なくありません。検討中の医師、実際に継承開業を考えている方々、そしてまだ第三者継承について聞いたことすらない方々もいらっしゃるかもしれません。
私たちが日々の生活で受ける医療の質やアクセスは、その「地域の医療機関」がどれだけ健全に機能しているかに、大きく依存しています。しかし多くのクリニックが廃院となり、地域の医療サービスが失われていく現実がございます。一方で開業にご興味のある先生方でも、新規開業と継承開業では、どちらが自身の満足いく開業を実現できるか、メリット・デメリットを「ご自身にカスタマイズしてしっかり考える」ための材料が不足している状況です。
そこで「地域医療の継続と発展に貢献する」を理念に掲げる当社では、医師の開業について考えるきっかけづくりの取り組みとして、「実際に継承開業を経験された医師の方々」の声をお伺いし、特別座談会の形で共有する機会を企画いたしました。第三者継承を経験された先生方の声は非常に貴重です。継承から時間が経ち新たに気付かれたこと、また成功体験だけでなく初期の期待との違いなど、経験者ならではのご意見・洞察を共有いただくことで、開業医の皆さまやクリニック経営に興味を持つ医師の皆さまに、新たな視点の提供や励ましになればと考えました。
今回の座談会で、3名の医師の皆さまにご協力をいただきました。実際に継承開業された先生方の声を、クリニック特化型M&Aの専門家がお伺いしながら、開業医人生で大切にしていきたい展望などにも迫ります。分院展開と継承開業の親和性、また新規開業と継承開業をいずれも経験された先生のお声もございます。座談会が開業を検討中の皆さまの未来への新たな一歩、そんなきっかけとなりますと幸いです。ぜひ一度、ご覧ください。