本日、千葉県我孫子市内にある医療法人の出資持分譲渡契約を締結いたしました。
【SM-1296】千葉県北西部内科案件
本案件は今から23年前に千葉県我孫子市にて開業、20年前に医療法人化した内科クリニックです。
院長は来年80歳を迎えますが、後継者がおらず、クリニックを廃院すると通院している患者さんが困ってしまうため、数年前から医院継承を考えておりました。
院長と常勤である副院長の医師2名体制で診療を行っており、院長は副院長にクリニックを継承してもらえないかと考えておりました。
副院長を後継候補者としてお考えになりつつも、当社に仲介ご依頼を頂いた理由は、
①譲渡価格の相場わからず、当事者間で交渉するのは難しいと考えていた。
②契約からクロージングまでのエグゼキューションをどうすればよいかわからない
③副院長が60代のため、銀行融資を受けるのが難しい
以上3点を理由に当社に仲介の依頼を頂きました。
①の譲渡価格については、当社の過去の成約事例と市場相場から譲渡価格の目安を提案し、院長の承諾後、アドバイザーから副院長に対し、院長が継承を考えていること、後継者には副院長が適任だと考えていること、譲渡価格と譲渡価格の根拠、経営権移譲までの流れを説明し、後継者として医療法人を引き継ぐことを承諾していただきました。
②については、譲渡契約締結後、税理士、行政書士、社労士の専門家チームを組成し、経営権移譲迄のタスク洗い出しとスケジュールの共有を行い、クロージングに向けた流れを説明し、これからクロージングに向けて進行管理していきます。③については、いくつかの銀行と協議しましたが、いずれの銀行も年齢的に団信加入、保証協会付き融資で話を進めることは難しく資金調達は難航しました。そのなかで一つの銀行より、後継者が副院長として、既に診療に従事しており、患者さん、従業員との関係が築けている点、過去3年間安定して収益が1億円を超えている点を高く評価していただき、返済期間、返済方法、生命保険加入などをいくつかの条件とともに融資内諾を得ることができました。
今年6月に仲介の依頼をいただいてから、銀行融資の内諾を得るまでに数か月を要しましたが、無事に融資内諾を得て、本日最終契約調印となりました。
これより来年6月の経営権移譲に向けてサポートして参ります。
当社では無料相談を実施しております。医院継承(承継)、クリニック売却買収、医療法人M&Aをお考えの方はこちらより【✉お問い合わせ】お気軽にお問い合わせください。
クリニック譲渡案件と譲受希望者条件の詳細が閲覧可能になります。また最新の譲渡案件・継承開業に関する情報をいち早くお届けいたします。情報収集の効率化にお役立てください。
クリニック譲渡案件と譲受希望者条件の詳細が閲覧可能になります。また最新の譲渡案件・継承開業に関する情報をいち早くお届けいたします。情報収集の効率化にお役立てください。